ポランカを支えてくれるポーランドリネン工場の職人さん

ポランカのキッチンクロスのたて糸の準備をしている様子の写真がベロニカさんから送られてきました。

何千本もあるたて糸を、熟練の職人のアラさんが一本一本手作業で筬(おさ)に通していきます。

アラさんのたて糸のセッティングの仕事は気が遠くなるような仕事ですが、こういった作業のおかげで豊かな生地の表現が生まれます。

リネン糸のたて糸の準備風景

1本1本のたて糸を筬(おさ)に通す職人のアラさん Photo by Weronika

リネン糸のたて糸の準備風景

リネン糸のたて糸の準備風景

10年以上前のことですが、発注したオリジナルのキッチンクロスに1本の糸の掛け間違いがあり、日本で販売することができなくなってしまったことがありました。

生地としてはまったく問題はありませんでしたが販売を見送りました。

たった1本の掛け間違いで販売ができなくなってしまったことが、本当に残念でなりませんでした。

そんな出来事があった時期に、ポーランドの工場を訪ねました。

その時、私は誰がたて糸の掛け間違いをしてしまったのか知りませんでした。

たて糸の準備をしている部屋に入ると、作業中の女性に急に話しかけられました。

「私、1本の糸を掛け間違っちゃったわね。」

肩をすくめながらぺろりと舌を出して謝ってくれたのです。

それがアラさんでした。

この人が間違ってしまったのかと思いましたが、「うっかりは誰にでもありますよ。」と答えました。

キッチンクロスの発注をする度に、アラさんのチャーミングな笑顔でその場が和んだことを思い出します。

1本の掛け間違いのキッチンクロス、きちんと説明をして販売すればよかったと今でもちょっと後悔しています。

リネン糸のたて糸の準備風景

リネン糸のたて糸の準備風景

リネン糸のたて糸の準備風景

リネン糸のたて糸の準備風景

筬(おさ)から顔をのぞかせるチャーミングなアラさん

今回もポランカのキッチンクロスのたて糸のセッティングはアラさんが担当してくれています。

ベロニカさんから送られてきた写真を見ると、たて糸の準備が終わり、すでに次の段階に進んだようです。

ポランカのキッチンクロスのリネン生地

たて糸を自動織機にセットします

ポランカのキッチンクロスのリネン生地

よこ糸を自動で入れて織り上げていきます

ポランカのキッチンクロスのリネン生地

ポランカのキッチンクロスの生地が織り上がりました!

ポランカのキッチンクロスのリネン生地

織り上がった生地が指定通りの幅になっているか確認

ポランカのキッチンクロスのリネン生地

目視で検品します

ポランカのキッチンクロスのリネン生地

織り込まれてしまった色糸も丁寧に取り除きます

ポランカのキッチンクロスのリネン生地

ロール状に巻かれるポランカのキッチンクロスの生地

ポランカのキッチンクロスの生地

3種類が並んだ状態のポランカのキッチンクロスの生地    Photo by Weronika

3種類の生地は、織り上がった時は並んでひとつながりになっています。

指定したキッチンクロスの幅(カット線が入っています)で、それぞれカットされます。

生地全体の検品を経てカットされたロール状の生地は縫製会社へ運ばれて、指定した長さにカットされてキッチンクロスの縫製がおこなわれます。

今週中には縫製会社で縫製されたファーストサンプルのキッチンクロスが国際郵便で送られてきます。

デザイン、色は指定通りになっているかな。

今年のリネンはどんな手触り、風合いはどんなかな。

新しく作ってもらった品質表示タグはちゃんとプリントされているかな。

たくさんの期待と不安が入り混じって、荷物が手元に届いて封を開ける時はいつも緊張してしまいます。

封を開けた時の自分が笑顔だといいなあと思います。

どうかポランカのキッチンクロスが素敵に仕上がっていますように。

リネン工場のこと

polanka website:https://polankalinen.com