こんにちは。polanka ポランカの柴田菜穂美です。
ポーランドリネンに魅せられてかれこれ20年になります。
当時、ワルシャワの街を歩いていて偶然見つけたリネン専門店。
そこで購入したリネンのキッチンクロスとの出会いがきっかけとなり、人に恵まれ、現在もポーランドで(奇跡のように)生地作りを続けています。
polanka ポランカという名前は、この仕事を始める前に旅したスロバキア東部の山間の駅名polianka ポリアンカからひらめきました。
スロバキア語のpolianka ポリアンカは、ポーランド語ではpolanka ポランカ。
polankaとは、「森を歩いていてふと小休止したくなるような小さなひらけた空間のこと。」と、
ポーランドの友人が言葉の意味を教えてくれました。
まるで森の動物たちがpolankaにときおり集まって、何かを相談しているようなひそやかで楽しい響き。
言葉からイメージが広がって、つくることを楽しむ人に向けた場所になることを願って、
polanka ポランカ をお店の名前にしました。
アメリカの作家・思想家・詩人・博物学者のヘンリー・D・ソローの「森の生活」 に
「私は、私だけの太陽や月や星や小宇宙を持っている。」という一節があります。
誰もがもっている、かけがいのない自分だけの小宇宙。
大切な暮らしの中でポーランドリネンがそっと寄り添う存在でありますように。
そのために「ポーランドで糸を紡ぎ織ること」にこだわって、
感謝の気持ちを込めて、ポーランドリネンをお届けします。